キミたちはあの情報を知る必要があった。 傍観者ではなく、この殺人事件の解決者になる為にはね。

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

ホームズ「キミがミスター藤丸。

そちらがミス・キリエライト。

そちらがサーヴァント、玄奘三蔵。

そちらがサーヴァント、俵藤太。

そしてそちらが——

ほう。

これは驚きだ。

円卓の騎士の一人が仲間とは。

初めまして、サー・ベディヴィエール。

同郷の人間として、親近感を覚えずにはいられないね。」

「どうしてみんなの真名を……!?」

ホームズ「なに。

初歩的な事だよ、諸君。」

マシュ「(お決まりの名台詞、来ました……!

この方は本物のミスター・ホームズです……!)」

ホームズ「キミたちと私は既に接触を果たしている。

こうして顔を合わせる前に、情報を介してね。」

マシュ「情報……ですか?」

ホームズ「ロンドンでは、私が魔術協会に残した情報を無事に入手してくれただろう?

単なる書類整理だったが、あのときは値千金の仕事だった筈だ。

必要な情報だけを纏め、読みやすいように並べておいたのだからね。

その段階でキミたちは私という協力者の影を許容できるようになっていた筈だ。」

「そういえば……アンデルセンが、なにか……」

マシュ「はい。

アンデルセンさんが言っていました。

自分が調べる前に誰かが整理していた、と!

あれはミスター・ホームズのお仕事だったんですね!」

ホームズ「イエス。

あまり分かりやすく纏めてはマキリに気づかれてしまう。

本当の知恵者が、真実の目的を求めて来た時のみ意味を成すように配列したものだ。

キミたちはあの情報を知る必要があった。

傍観者ではなく、この殺人事件の解決者になる為にはね。」

「……殺人事件?」

ホームズ「まさに神話級の殺人事件だ。

であれば、私が現れるというのも当然だろう?」