知っていたのですね、貴方は。 私の目的を…… 私の、あらゆる罪を。

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

ベディ「——アーラシュ殿。

貴方は……

貴方まで、そのような事を……」

アーラシュ「悪いなベディヴィエール卿。

アンタにさんざん説教しておいて、俺も同じ部類だった。

まったく、性分ってヤツはどうしようもない。

強さに貪欲じゃない英霊の散り際はこんなモンだ。

事を成して命を終える。

試合には勝つが、勝負には負けるってヤツだ。

そうだろ、ベディヴィエール卿?

アンタは俺よりさらに酷い。

限界はとっくに迎えている。

なのにまだ立ち上がれるのが不思議な程だ。」

ベディ「……それは貴方の買いかぶりです、アーラシュ。

私はまだ、貴方ほどの覚悟を持てず……。」

アーラシュ「すげえな。

本人だけが気づいてないときた。

俺の覚悟なんざ、その忠義に比べたら可愛いもんだ。

なあベディヴィエール。

おまえさんはもう休んでいい。

いや、とっくの昔に休むべきだった。

そんな腕まで持ち出して、残った最後の幸福すら斬り捨てやがって。

……言っておくぞ。

あと一回でお仕舞いだ。

なんでその腕を使う相手は、最後の一人と決めておけ。」

ベディ「——知っていたのですね、貴方は。

私の目的を……

私の、あらゆる罪を。」

アーラシュ「これでも千里眼持ちなんでな。

洞察力と察しの良さなら誰にも負けんさ。」