裁きに情があってはならない! 彼の王はついに、人の心を完全に切り捨てたのだから!

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

呪腕「——円卓の騎士、トリスタン。

貴様だけは何があろうと決して許さぬ……!」

トリスタン「それは我々も同じです、山の翁。

王は決して貴方たちを赦しはしない。

貴方たちが反抗などしなければ、王の目的はとうに果たされていたのですから。

——時が来ました。

見上げなさい、西の空を。

その酬い、無念と共に受け入れる時です。」

呪腕「な……

なんだと……

まさか、まさか……!」

マシュ「あれは……

西の空に何か、光のようなものが——

いえ、空から光の柱が、落ちて——」

(巨大な光と衝撃音)

マシュ「————そん、な。」

静謐「西の村、が——

光に、飲まれて——」

トリスタン「これが獅子王の裁き。

聖槍ロンゴミニアドによる浄化の柱。

悲しい……

何の理由もなく、言葉もなく。

ただあるだけで美しいものは、こうも悲しい……

ご覧の通り、ちっぽけな山の民たちの村は消え去りました。

そして言うまでもなく、次はこの村です。

一切の痕跡なく浄化致しましょう。」

ベディ「卿——

卿らは正気なのか!?

あれが、あれがアーサー王の所業だと!?」

トリスタン「無論!

正気でなく粛清が許されるものか!

ヒトを残さんがため、我が王は聖断された!

裁きに情があってはならない!

彼の王はついに、人の心を完全に切り捨てたのだから!」

ベディ「……!」

トリスタン「……これより五分の後、王の裁きはこの山に落ちる。

さらばです、ベディヴィエール卿。

もう会う事もないでしょう。」