聖都そのものがその時代には有り得ないものだから、時代の修復力も今までの何倍も早いんだよ!

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

マシュ「……ベディヴィエール卿、消滅。

聖剣返還を、確認しました。」

ロマニ「……こちらも特異点の崩壊を確認した。

時代を呑み込もうとしていた重力変動は消滅。

聖槍の消失によって聖都も消えようとしている。

……その時代の乱れは、これで完全に無くなった。」

獅子王「————。」

ダヴィンチ「おっと、まだやる気かい?

聖剣を還されたキミにはもう聖槍の呪縛はない。

いくらまだ力があるからって、私たちと戦う理由はないのでは?」

獅子王「王に刃向かう者を生かして帰す道理はない。

こちらには聖剣がある。

いまだこれを振るっていないというのに、私を倒したと吹聴されるのは心外だ。」

「まだ戦うのか、獅子王! 負けず嫌いにも程がある……!」

獅子王「そうだ。

おまえたちが人理の復元者であれ、私に挑戦したのなら全力で応える。

それが私の、王としての矜持だが——

どうやら、そうはいかないようだな。」

(退去の光)

ダヴィンチ「!

ちょっとロマニ、私消えかけてる!

どうなっているんだ、これ!」

マシュ「わたしもです……!

先輩も……!」

ロマニ「そうか、聖杯だ……

もう藤丸君は聖杯を回収している!

人理定礎を乱していた聖槍が消えた事で、修復が急速に始まったんだ!

聖都そのものがその時代には有り得ないものだから、時代の修復力も今までの何倍も早いんだよ!

本来、この時代にないものは強制的に“元いた場所”に戻る!

でもそれは消える訳じゃない。

ダ・ヴィンチちゃん、マシュ、藤丸君はカルデアに強制退去するだけだ、安心して!」

獅子王「……三度目の戦いはなくなったな。

残念だ。

これが勝ち逃げをされる、という気分か。」