ボクらは意味の為に生きるんじゃない。生きた事に、意味を見いだす為に生きているんだ。

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

マシュ「すみません、ドクター。

一つ質問をしてよいでしょうか?」

ロマニ「なにかな。

ボクに答えられる事ならいいけど。」

マシュ「……はい。

哲学的な話になるのですが……

人間に……

いえ、生命に意味はあるのでしょうか?

主観的な話ではなく、客観的な話として。

今まで考えた事もなかったのに、どうしても気になって。」

ロマニ「うーん。

難しい話をしてくるなあ。

客観的な意味かあ。

そりゃあ神様視点で見ると、どれも同じ“無意味なもの”に見えるかもだ。」

マシュ「………………」

ロマニ「でもまあ、人間の生きる意味とか価値とか、そんなものはないよ?

最後までね。」

マシュ「最後まで、ですか?」

ロマニ「ああ。

意味なんてものを問いだしたら、それこそあらゆるものにない。

だって、意味はあるものではなく、後からつけられるものだからだ。

意味を持たないまま人間は生まれ、育ち、寿命を迎える。

そうして終わった時にようやく、その生命がどういうものだったのか、という意味が生まれる。

これを人生と言うんだよ、マシュ。

ボクらは意味の為に生きるんじゃない。

生きた事に、意味を見いだす為に生きているんだ。」

マシュ「——はい。

わたしも、そのように生きたいと思います。

ありがとうございます、Dr.ロマン。

貴方がわたしにかけてくれた全ての親切に、感謝します。」

ロマニ「——。」