槍は捨てても盾は捨てるな!槍はどんなものでも大差はありませんが、盾はそれぞれ特注のもの!同じものには出会えない!

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

レオニダス「このよーにぃ!

百人組み手の場合、六十人あたりで限界を迎えるがぁ!

ここからが真の戦いであーる!

パンパンに腫れ上がった筋肉!

今にも破れそうな心臓、残量ゼロのエネルギー……

その極限で『どうやって戦う』かを学んでほしい!

いま、諸君らを撃退したマシュ嬢のように!」

(大きな歓声)

ウルク兵士「うぉーーー!」

レオニダス「よろしい。

肉体哲学(マッスグ)の話はここまで。

ここからは頭のレクチャーです。

元気な時なら強い、というのは当然のこと。

万全な状態の肉体に、できない事はないのですから。

しかし、戦いが始まれば『万全の状態』など秒単位で遠ざかっていく。

ですので、ベストコンディションの維持より、バッドコンディションとの付き合い方を学んでほしい。

戦場においては疲労状態からの粘り強さこそ至高。

何もできない時に何ができるのか?

それを知っているだけで生存率は跳ね上がります。

体力の限界とは寄せては返す波のようなもの……

ピークをすぎれば必ずまた戦えます!

いいですね、疲労はマイナスではないのです!」

(大きな歓声)

ウルク兵士「お、おおーー?

まあいいか、うおおーーー!」

レオニダス「病は気から。

亡霊を見るのは弱気からと私は言います。

ですが負傷はいけません、負傷は。

傷を受けたのならすぐさま交代するべきです。

傷は気合いでは治りませんからね。

疲労と負傷は別の問題。

分かりましたね?

それではレッスン・トォーウ!

槍は捨てても盾は捨てるな!

槍はどんなものでも大差はありませんが、盾はそれぞれ特注のもの!

同じものには出会えない!

マイ・ベスト・シールドを発注するのです!

円形(ラウンド)のものこそ王道にして最優!」

(大きな歓声)

ウルク兵士「え?

あ、うん、まあそうか。

おおおおおーーー!」

マシュ「っ……!

レオニダスさんの授業が始まってしまいました!

後学のため、疲労困憊ですが参加してきます。

よいしょっ、と……

マスターはどうか、ここでご休憩を。

マシュ・キリエライト、ひと味違うシールダーとして帰ってきますので!」