不肖の弟子とはいえ、そなたは信念を守った。時に信仰は命と同義となる。即ち、命を救うに値する。

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

「どこだ、ここ……!? ドクター、ドクター……!」

(途切れ途切れの通信)

ロマニ「————。」

???「生者——

生者だ。

なぜ冥界に生者がいる……

なぜ……

笑いに来たのか……

奪いに来たのか……

逃げて来たのか……

捨てに来たのか……

許されない——

どれも許されない——

温かな息など、温かな肉など不要——」

「うわあああああああああ!?」

フォウ「フォーーウ!」

???「……待て。

ガルラ霊よ、その者はまだ死してはいない。

連れ去っては主人の怒りを買おう。

七つの門を閉じ、籠槍の番に戻るがいい。」

(消えるガルラ霊)

「……助かった……? 貴方は……」

ジウスドゥラ「彼らに非はない。

無礼を働いたのはそちらだ、若者よ。

生きたまま死の国に訪れたのだ。

ガルラ霊とて怒るというもの。

本来、助ける道理はない。

……ふむ。

だが、そなたには恩が、一つある。

不肖の弟子とはいえ、そなたは信念を守った。

時に信仰は命と同義となる。

即ち、命を救うに値する。」

「……えっと、あの……? 何が何だか……」

ジウスドゥラ「クタ市の地下は冥界に繋がっている。

そなたは生きたまま冥界に落ちたのだ。

だがそれもここまで。

……この門は私が閉じよう。

そなたは地上に戻り、魔術師にこう伝えよ。

冥界は健在なり、と。」