神代の魔力(マナ)濃度の中で、時速500キローー!?

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

フォウ「!

フォウ、フォーーウ!」

マシュ「フォウさん?

何かあったのですか?

そんなに飛び跳ねて——

(ジェット機のような音)

飛行機雲(ヴェイパートレイル)!

ドクター、九時の方角を!

何かが一直線に飛んできます!」

ロマニ「うわ、こちらも確認した!

神代の魔力(マナ)濃度の中で、時速500キローー!?」

ダヴィンチ「接触まであと3、2、1——

マシュ、シールドを!

衝撃に備えて!」

(大きな衝突音と砂煙)

エルキドゥ「——呆れた。

随分と危機感が薄いんだね、キミたちは。

ウルクから離れたばかりか、こんな人気の無いところに護衛もなしでやってくるなんて。

自分たちの強運に慣れてしまったのか、それともボクたちを舐めているのか——

ま、どっちでもいいコトか。

どうあれ、今度は誰も助けには来ないんだから。」

「偽エルキドゥ……!」

エルキドゥ「またそれか。

ちょっと持ち主が変わっただけで偽物扱いとか、人間は本当にどうしようもない。

でもまあ——

うん、キミたちは正しい。

ボクはエルキドゥとしては偽物だ。

そこは確かに明言しておかないとね。

だって、この先ヘンに期待されても面倒だろう?

ボクは壊れるまで人間の敵だ。

何があろうとそこは変わらない。

それを今、キミたちの命で証明しよう。

イシュタルのいないこの港に来たのが運の尽きだ。

ああ、でも苦しませるような方法(マネ)はしない。

三女神ほどボクは野蛮ではないからね。

痛みは一瞬、かつ絶大に。

せいぜい全身を隈なく串刺しにする程度さ!」