私が意識を停止させるとたいへんな事が起こる! 石化なんてさせられたら、ここまでの苦労が水の泡だ!

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

ティアマト「——そこにいたか、虫ども。

逃がす筈がなかろう。

この身は魔獣に堕ちたとはいえ神である。

私に、私(かみ)の言葉を違えさせるな。」

マーリン「まったく、蛇のようにしつこい女神だ!

いや蛇に失礼か、彼らは恨み辛みでは動かない!」

ティアマト「口の減らぬ魔術師よ。

——よかろう。

貴様からすり潰してくれる。」

マーリン「フッ、できるものならやってみたまえ!

そしてその隙に逃げたまえ、藤丸君!

なあに、今まで隠していたが私は不死身でね。

なにしろ半分が夢魔だ。

この体が“潰れた”瞬間に夢の世界に逃げ込むさ!

でも戻ってくるのに幾らか時間を必要とするから、合流地点を決めておこう!

そうだな、王様の——

(強い光の音)

おっとぉ!?

むむ!?

待て、もしかして今のは、」

ティアマト「無力ゆえの不死、というヤツか?

では、久方ぶりに我が眼を使うとしよう。

人間どもの彫像なぞ飽きるほど集めたが、半魔の彫像であれば我が神殿に飾るのも良しだ。」

マーリン「石化の魔眼……!

しまった、それは私の天敵だ!

すまない、前言撤回だ藤丸!

なんとしても私を守ってほしい!

理由は説明できないが、私が意識を停止させるとたいへんな事が起こる!

石化なんてさせられたら、ここまでの苦労が水の泡だ!」

(光る魔眼)

「マシュ、シールドを……!」

(盾で防ぐ音)

マシュ「はい!

お任せくださいマスター!

北壁まであと少し……

何としても逃げ切ります!」

ティアマト「ほう……

盾で我が魔眼を防ぐとは、命知らずにも程があるぞ、娘?

舌が踊る。

唇が濡れる。

かつての屈辱に血が滾るというもの。

生贄にはなるのは貴様らの方だ、人間ども。

我が千魔眼にて、城塞ごと灰燼に帰すがよい!」