あの愚か者など倒すまでもない。 あれは仲間にするのだ。 猛獣を手なずけるようにな。

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

マーリン「ではまずイシュタルを倒すのかい?

彼女もゴルゴーンほどではないけど強敵だよ?」

ギル「誰が倒すといった。

あの愚か者など倒すまでもない。

あれは仲間にするのだ。

猛獣を手なずけるようにな。

そして当然——

その猛獣使いは貴様だ、勇者藤丸よ!」

「最高の無茶ぶりがついにきた……!」

ロマニ「あのお転婆で無軌道な女神さまを説得しろ、ときたか……

それって倒すより難しいんじゃないかなぁ?」

マシュ「ですが、戦うよりたいへん建設的です。

今まで多くのサーヴァントと契約してきた先輩なら、きっと何とかできるかと。」

アナ「……ギルガメッシュ王。

アナタは女神イシュタルと何度も争ったと聞きます。

そんな女神を仲間に引き入れるというのですか?

絶望的にソリが合わないのでは?」

ギル「当然だ。

そして仲間にしたところで旨みは特にない。

イシュタルは人には使えぬ女神。

どれほど能力があろうと役に立たん。」

マシュ「えっと……

あの。

それでは、なぜ?」

ギル「ヤツとの契約など藤丸がせよ。

我はイシュタル自身に期待はせぬからな。

だがヤツの従属である天の牡牛(グガランナ)は別よ。

使えば一瞬で都市を壊滅させる焦土兵器だが、此度の戦い、最後には必ずアレが必要になる。

よって仲間とする。

何か文句はあるか、マーリン?」

マーリン「いやいや。

そういう事ならOKだ。

王様も、たまにはそういう遊び心があってもいい。」

ギル「遊びというより博打だがな。

あの女を味方に引き入れるなど、フタをしていない瓶を荷台に載せるようなものだ。

まあよい。

では具体的な内容を教える。

よいか藤丸。

イシュタルにはな……」