南米の神性は“人間から人間”に乗り移るもの。 その中には女性の“器”もあったんでしょうね。

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

ギル「ジャガーマンの話は気になるが後にしろ!

で、どうなのだ。

密林の女神の真名は?」

イシュタル「……まあ、それぐらいなら教えてあげてもいいか。

ウルクの南に陣取った女神は“翼ある蛇”……

私と同じ金星の女神にして太陽の大鳥、南米の風、ケツァル・コアトルよ。」

マーリン「ケツァル・コアトル……!

マヤの征服王、トルテカの太陽神か!」

ロマニ「主神クラスじゃないかー!

それ、下手したらゴルゴーンより格上だぞ!?

そもそもケツァル・コアトルは男性神じゃなかったか!?

なんで女神になってるんだ!?」

イシュタル「ああ、そっか。

人間は知らないわよね。

あなたたちで言うところのメキシコ、南米の神話体系はまた一段と変わり種なのよ。

あそこの神性はこの惑星で生まれたものじゃなくて、空から降ってきたものだと言われているわ。

地表に衝突した小惑星。

その惑星についていた“何か”が植物に寄生して、生き延びて——

やがて現地動物を“神”に変化させる微生物となって、あの土地の文明を築き上げた。

南米の神性は“人間から人間”に乗り移るもの。

その中には女性の“器”もあったんでしょうね。」

ロマニ「と、とんでもない情報をありがとう女神さま!

地球はまだまだ奥深いな!」

ギル「ケツァル・コアトル……

むう、人理が焼却された今、その南米とやらの未来も見えぬ。

ドクター・ロマン!

おってその女神の情報を纏めるがよい!

西暦になった後も蘇る神なんぞ、我の知る範囲ではないわ!」