私はどんな相手であれ、ひとりひとり丁寧に殺していって、その結果、人類を絶滅させると決めたのデース!

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

マシュ「やはり攻撃が通りません……!

彼女も独自の、特殊な法則を持つようです……!」

コアトル「あら?

貴方たち、サーヴァント?

じゃあ、もしかしてそちらの可愛い男の子が、余所から来たマスターさん?」

マーリン「その通り。

彼がカルデアからやってきた人類最後のマスター、藤丸。

今さらだが確認をしていいかな。

キミが『三女神同盟』の一柱、ケツァル・コアトルで間違いはないね?」

コアトル「ハイ、間違いありまセーン!

遥か南米から、ちょっとウルクを滅ぼしに来たお姉さんデース!!」

「ちょっと滅ぼしにって……なんでそんな事をするんです!?」

コアトル「————。

——————。」

ロマニ「……なぜそこで黙るんだ?

難しい質問じゃないよね、今の……?」

コアトル「——あはは。

いやぁ、マスターさん、私の好みだからちょっと驚いちゃいましたヨー!

秩序で正義で一生懸命とか、お姉さんのツボすぎて反則デース!

藤丸君が私と婚姻するなら、私そっち側についてもいいネー!」

ロマニ「婚——姻んんんん!?」

マシュ「いまなんと仰いましたか——!?」

マーリン「(ははは、今度の女神も予想以上の色物か!

話がこんがらがってきたぞぅ!)」

コアトル「でも残念。

さすがにそれは大人げないわよね。

女神げはあるけれど。

さて。

なんでウルクを滅ぼすのか?

その質問には答えましょう。

それは私たちが、人間を殺すために母さんに呼ばれたから。

こればかりは変えられない前提なの。

だから私も、他の二柱もそれは全うするわ。

でも、その方法は私の自由デショ?

太陽を落として丸焦げとかつまらないでしょ?

そう。

私は楽しみたいのデス。

憎しみで戦いたくはないのデス。

なので——

私はどんな相手であれ、ひとりひとり丁寧に殺していって、その結果、人類を絶滅させると決めたのデース!」

「ひとりひとりプロレスで!?」

コアトル「イエース!

だから女神としての権能は使いまセーン!

うん、だってアレ疲れるしネ!」

マシュ「ダウト!

ダウトです女神ケツァル・コアトル!

先ほどの戦い、権能は使っていたと指摘します!」

「そうだ、ズルいぞ!」

コアトル「ズ、ズルいですか、えへへ……

年下のマスターに叱られるとか、初体験で照れちゃいますね!

でも、これぐらい試練がないとね。

甘やかしてばかりじゃ成長にならないもの。

そこは知恵と勇気で補うところヨ?

ニンゲンってそういうモノでしょ?」

ロマニ「戦闘中に弱点を発見しろって事か……!

しかし、あの神性はどうやっても——」

コアトル「あ、そこは安心してくだサーイ!

なぜなら、私そろそろ帰りマース!

試合は一日百人まで!

それ以上になると相手のコト忘れちゃうから!

戦いを作業にしてはいけまセーン!

常にクオリティの高いデス・マッチが最高デース!

それではみなさん、アディオ〜〜ス!

また明日、太陽が昇ったら百人ブチ倒しにきマース!」