ラフム……ティアマト神が産んだ最後の神性……本当に戻ってきたのね、母さん……

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

ロマニ「ペルシア湾海中に正体不明の魔力反応、大量に確認!

一個体の魔力反応はウガルを上回る!

数は——

その総数、は——

現在、一億を超えて、さらに増殖中——

こんなもの——

カルデアに、人類にどうこうできるものじゃない……!」

マーリン「っ……

さながら、空を埋め尽くすリョコウバトだね。

皮肉な事に、あちらは人間に絶滅させられたが。」

キングゥ「そうだ。

もう誰にも彼女は止められない。

神々にも。

魔術王にも。

だが安心してほしい。

キミたちは滅びるが、人類は滅びない。

じき世界を覆う彼らこそ、彼女にデザインされた“次の世代”の、完璧な人間だ。

旧人類はここで捨て去られ、淘汰される。

この惑星はボクらのものだ。

——それじゃあ、今度こそお別れだ。

彼らに埋め尽くされる大地で、ひっそりと終わるがいい。」

(飛び去る音)

イシュタル「(ラフム……

ティアマト神が産んだ最後の神性……

本当に戻ってきたのね、母さん……)」

マシュ「キングゥ、この洞窟から離脱しました!

でもドクター、マーリンさんが……!」

マーリン「っ……

まいったな、私の失策だ。

余裕を作るつもりが、事態を一つ早めてしまった。

急いでウルクに戻りなさい。

目覚めたといっても、アレはまだ動き出していない。

……全滅は避けられないが、まだ打つ手は残っている。

ギルガメッシュ王にはこう伝えるんだ。

本来、冠位(グランド)クラス七騎を以てしか対抗できない、人理を食らう抑止の獣——

……生命の海、原初の母。

『七つの人類悪』のひとつ、原罪の獣(ビースト)が目を覚ました、と。」