私たちを利用するのではなく、私たちを識りたくて、アナタたちは手を伸ばした。

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

マシュ「わたしは幸運です。

そんな素晴らしい人たちに、ここまで多くの事を教えられてきたのですから。」

イシュタル「——そう。

なるほど、それでカルデアなのね。」

マシュ「?

カルデアの名が、何か?」

イシュタル「カルデアってカルデア人の事じゃなくて、天文台って意味なんでしょ?

この体の知識にあったわ。

アナタたちは星を観測しているのね。

あの夜空の星の光と同じ。

遙かな過去、遙かな時代に輝いた誰かの人生。

それを何千年も経った現代で受け取っている。

ソラの星と、この大地の話。

カルデアが紡ぐのは、そういう物語。

私がアナタたちに協力してもいいと感じたのは、きっとそういう願いがあったから。

私たちを利用するのではなく、私たちを識りたくて、アナタたちは手を伸ばした。

そんな“今を生きている”一番若い後輩に頼られたら、断れる先輩(えいれい)はいないって話。」

マシュ「——星のはなし。

カルデアという名前の、本当の意味——」

イシュタル「まあ、創始者がどこまで考えていたかは知らないけどね。」