「ハァイ、逃がしまセーン! ブッ殺しマース!」「ごっ、ごっ、ごぼあぁぁあああ!? 」

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

「間に合った……のかな?」

マシュ「はい、冥界の上空で戦っていた事が幸いしました。

わたしたち、ウルクに帰還したんですマスター!」

ロマニ「……ああ。

本当にお疲れさまだ、二人とも。

ビーストⅡの霊基崩壊、完全に確認した。

キミたちの勝利だ。

ティアマト神が消滅した事により、この特異点の原因も消え去った。

後は今まで通り、緩やかに元の歴史、元のメソポタミアに戻るだろう。」

マシュ「……はい。

それと聖杯も、ウルクで目を開けたら手元にあったんですよ、先輩。

おかげで無事回収です!」

マーリン「あいたたた……

それについては私を褒めてほしいな。

急いで戦場に戻ろうとしたらティアマトが落ちてきてね。

その喉の奥から聖杯がこぼれたものだから、あわててキャッチしてここまで駆け上がったんだ。」

「改めて、ありがとうマーリン。さりげなく、体力凄くない?」

マーリン「そうかい?

役に立ったのなら私の苦労も報われる。

今回、終わりの方は出番がなかったからね。」

コアトル「それはそれは。

何はともあれ、元気そうで良かったわマーリン。

貴方には、ほら。

返さなくちゃいけない約束、あるでしょう?」

マーリン「!

バカな、ケツァル・コアトルだとぅ!?

コアトル「ハァイ、逃がしまセーン!

ブッ殺しマース!」

マーリン「ごっ、ごっ、ごぼあぁぁあああ!?

なんだこれ痛い痛い、夢魔なのに凄く痛い!

この世のあらゆる痛み、痒み、寒気を知る私でさえ知らない激痛!

ケツァル・コアトル、これは一体!?」

コアトル「もちろんルチャの真髄、関節技デース!

東洋ではこれをコブラツイストと言いマース!」

マーリン「おおおおおお、悪魔かキミは!?

そして、なぜまだ残っているのかな!?

ティアマト神にものすごい特攻をかけたように見えていたけどね!?」

ジャガーマン「それは私が助けたからです!

こう、成層圏で燃え尽きるスペースデブリみたいな燃え滓流星、もといククルんをですね、

うおおおおおおおーーー! と、黒泥の上を疾走し、落下寸前で抱きかかえたはいいものの、とにかく熱いわ燃えるわで私の毛皮もバーニング。

おまけに泥の滑りで港までノンストップ。

ニャんとか密林に戻って、ククルんを土壌に埋めて、ウルクに駆けつければアレでしょう?

とりあえず穴に飛び降りて参戦したんだけど、もう、生きた心地がしませんでしたニャ!」

「ナイス、ジャガー! もしかして……ホントに女神系だったの?」

ジャガーマン「だーかーらー、最初からそう言ってたでしょ!?

下級だけど神性持ちだからね、私!

フッ……

それをこれから証明してやるかニャあ……

カルデアかぁ……

ご飯はさぞ美味しいのでしょうね……

なんとなく食堂では私好みの和食が出ると見たわ……

低級神だからこっそり付いていけるという強み……」

コアトル「ふう。

お仕置きはこのあたりにしておきマース!

どうあれ、マーリンのずる賢さには助けられましタ!」

マーリン「そう思うなら手加減をしないか!

この若さでギックリ腰になったらどうしてくれる!」