無理と言うか? 我は限界だと? もはやウルクは戦えぬと! 貴様はそう言うのか、藤丸!

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

ギル「そこで慢心せず、注意しつつ見ているがいい藤丸!

これがウルクの、ティアマトめに見せる最後の意地よ!」

(大量の発射音)

ロマニ「城壁に設置したディンギルからの一斉掃射!

でもどうやって!?

兵士たちは、もう——」

ギル「フハハ、我の魔力を舐めるな、白衣!

城門に設置したディンギル三百六十機、すべて我が作り、魔力を込め、統括するもの!

死ぬ気でこの体を酷使すれば、このように一斉に操れるわ!」

マシュ「でも、起爆剤に相当するラピス・ラズリは!?

あれをハンマーで叩いて砕かないと、ディンギルは光弾を発射できません!」

ギル「ラピス・ラズリはあくまで魔力の代用品だ!

起爆剤(そんなもの)は我ひとりで賄えるわ!」

「凄い……! これが古代王の力……!」

ギル「フハハ、我を誰と心得る!

忌まわしくも神の血と人の血を持って降臨した至高の王だ!

ティアマトの足止め、ここで見事に果たして見せよう!

「……え? あの光……?」

フォウ「フォーーウ!」

「あ………死んだ、俺……」

(撃ち抜かれる音)

ギル「狙撃とは小癪な!

だが狙いはいい、やるではないかティアマトめ!」

マシュ「ギ——」

「ギルガメッシュ王——!?」

ギル「ハ!

気にするな、致命傷だ!

それより貴様だ、ばかもの!

無事か!

無事だな!

ならば良し!」

(大量の発射音)

マシュ「そ、その体でまだディンギルを撃つんですか!?

止めてください、いくらなんでも、もう……!」

ギル「無理と言うか?

我は限界だと?

もはやウルクは戦えぬと!

貴様はそう言うのか、藤丸!」

「——いいえ。いいえ——! っ……ウルクはここに健在です!」

ギル「よくぞ言った!

では我もいよいよ本気を出すとしよう!

なに、初めから全力だったが、見栄というものがある!

貴様の生意気な言葉で目が覚めたわ!」