これは……随分と賑やかな道中になりそうだね。昔は二人旅が基本だったから、なんだか新鮮な感覚だよ。

幕間の物語(男性鯖)

マシュ「レイシフト完了です。

今回は無事に地表に転移しました。

先輩、エルキドゥさん、問題はありませんか?」

エルキドゥ「ああ、大丈夫だよ。

空の色もあの時のまま、か。」

メフィスト「ええ、マスターも感慨深げに空を眺めておりますので、寧ろ上空からのフリーフォールを期待していたのでは?」

マシュ「っ!?

め、メフィストさん!?」

モリアーティ「ふむ、上空からの落下かね?

ここはやはり、胡散臭いヒゲのおじさんが本領発揮しちゃう場面と見たネ!」

ナーサリー「空から落ちる物語は、誰に助けられるかが重要なのだわ。

マスター、ここは慎重に選ぶべきよ。」

メフィスト「クフっ……ウヒュフっ……!

御安心下さいマシュ嬢?

マスターはこうして無傷で転移しておりますとも、エエ!

問題があるとすればただ一つ、私達が同行している事でしたぁ!」

マシュ「教授やナーサリーさん達まで、何故そちらに!?」

モリアーティ「そりゃもう何度もシステムは拝見させてもらったからね。

隙をついて3人程度密航させるなど余裕って奴サ。」

ダヴィンチ「それはそれで問題だが、いまマシュが聞きたいのはどうして皆もついて行ったのか、という事だと思うよ?」

モリアーティ「何、簡単さ。

私もエルキドゥ嬢(君)がこの面子を集めた意図に興味がある。

無論、エルキドゥ嬢(君)自身にもね。

卓上でポーカーをしているだけでは解らぬ事もあるさ。

あ、私は天才だから解ってしまうんだけどね?

ただ、エルキドゥ嬢(君)の望みを叶えるのなら、こうして共に冒険をしてみるというのも一興かと思ってネ。」

「また思いつきなのか計算なのか解らない悪巧みを!」

モリアーティ「君がそう戸惑う時点で悪巧みは成功さ。

思いつきを如何に流麗に計算に組み込めるかが美しい数式を作るコツだよ。」

エルキドゥ「これは……随分と賑やかな道中になりそうだね。

昔は二人旅が基本だったから、なんだか新鮮な感覚だよ。」

ナーサリー「バビロニアは物語が初めて生まれた場所なんですって!

そんな国を物語に出てくる英雄さん本人と巡るなんて、とても楽しみなのだわ!」

メフィスト「おやおやぁ?

皆さん随分とノリが宜しくてらっしゃる?

旅は道連れ世は泣き叫ぶと申しますゆえ?

私も微力ながら冥土の旅の一里塚に同行させて頂きましょう!」

モリアーティ「やれやれ、この面子にかかっては吉兆も凶報も紙一重だネ。

まあ、早速その特異点の歪みとやらを探そうじゃあないか。」