さて、誰でもない俺。 俺たちの居場所に帰るぞ。 ここにもう、アンタが償うべき存在はいないんだよ。

幕間の物語(男性鯖)

——いない。

ここにも、いない。

どこにも、いない。

おかしい。

居ないはずがない。

奴はまだ、きっと。

ああ、体が崩れていく。

燕青としての霊基が保てない。

空は濁っていて、水はドブの味がして、

???「死ぬ気分はどうだ?」

振り返ると、そこに待ち望んだ死神が立っていた。

燕青「何だよ、居たじゃないか。

呪腕のハサン

そうだ、アンタに詫びを入れなきゃならない。

俺はアンタを殺した、殺したんだ。

いや違う、殺された

私はあなたに殺された

……いや、待て。待ってくれ。

記憶が、記憶が、混乱して……!」

呪腕?「もうよせ、大人しく受け入れるがいい。

…………。

俺たちの罪は贖うことができないんだ。」

燕青「……その、声は……。

いや、待ってくれ……。

アンタは俺なのか?」

呪腕?「その質問にはこう返すとしよう。

おまえは誰のつもりなんだ?」

「ハサンさんが……燕青……!?」

燕青「いよっ、悪いなマスター!

騙すつもりはあったんだが、なかったんだ!」

ジェロニモ「ふむ。

どうやら、君は本物の燕青のようだな。

しかし、こちらも燕青と遜色ない霊基を保っている。

……となると、答えは一つ。

向こうの燕青はドッペルゲンガーか。」

燕青?「あ……。

あ、あ……。

アアアアアアアァァァァァッ!!」

燕青「おいおい、落ち着けってば俺!

あ、駄目だ。

ヤバい、やっぱ正体バラすの早かった!」

マシュ「これは……サーヴァント……

いえ、クリスティーヌ……?

それにハサンさん、燕青さん……。

他にも様々なエネミーに変質しています!」

燕青「ま、何はともあれ落ち着かせることだ、我がマスター!」

「ええとつまり……要するに殴り飛ばすと!」

燕青「そゆこと!

さて、誰でもない俺。

俺たちの居場所に帰るぞ。

ここにもう、アンタが償うべき存在はいないんだよ。

だから——ここで全てを終わらせなきゃ、お互いに立ち行かないのさ!」