冬が過ぎて春になったあたりから! マーちゃんの来訪頻度が著しく落ちてる! これは問題ですよマーちゃん!

幕間の物語(女性鯖)

刑部姫「姫の部屋には引っ切りなしに訪問客がやってきて。

うるさいし煩わしいし鬱陶しいし。

でも出て行けと言える勇気もないし。

かといって、じゃあこんな風に引き籠もっていればこの世は天国——

なんて時期もとっくに過ぎ去ってる。

どっちつかず、あやふや。矛盾してる。

一人になると誰かにいて欲しい。

誰かがいると一人になりたい。

こういうの、我が侭だよね。」

「そうかな……? 我が侭じゃないと思うけど」

刑部姫「我が侭なの!

……まあ、でも。

正直これは、大したことがないのです。

少し頑張ればいいだけ。

一人なら、誰かの傍にいけばいいだけ。

誰かがいるなら、一人になればいいだけ。

でも、その勇気が見当たらない。

だって、そうでしょ?

その勇気を補充してくれる人が、ええと、つまり……。」

「? もしや自分?」

刑部姫「お気付きでなかったのかーー!?

冬が過ぎて春になったあたりから!

マーちゃんの来訪頻度が著しく落ちてる!

これは問題ですよマーちゃん!

はいこっちの眼を見る!

コタツが熱いから?

それとも姫が邪魔になった?

(あああああああ何言ってんだ姫(わたし)!

めんどくさいめんどくさい、自分で言っておいて目眩がするほどめんどくさい!

いやでも姫のマイルームへ遊びに来なくなったのは確かだし!

どんな回答が返ってくるにせよ、覚悟を決めないと!

幸い、普通の聖杯戦争じゃないんだからリストラされる可能性は著しく低い!

あ、でも強制的に霊体化される可能性はあるか?

イヤーーーーーーーーー!)」

「原稿の邪魔すると悪いし……」

刑部姫「……? どゆこと?」

「大丈夫? 少し休んだ方が……」

刑部姫「ごめんマーちゃん、ちょっと黙ってて!

うう、ああでもないこうでもない……!

うー、考えがまとまらねー!」

「う、うん」

刑部姫「できたーーーー!!」

「お疲れ様!」

刑部姫「じゃあテンションも上がったところで次の原稿へ!」

「えっと……そろそろ行くね?」

刑部姫「〜♪」

刑部姫「げ、げ、げ。

原稿に集中してぞんざいな扱いしてたのね、本当にごめんなさあああああああああああい!」