貴様は逃避しているだけだ! この、豚が! 愛したひとりの女の願いさえ果たせず、愛し子を後継とせなんだ自らから!

幕間の物語(男性鯖)

カエサル「やっと来たか。

丁度いい、私の、我が愚かさとの対面を見るがいい。」

マシュ「対面……?」

フォウ「フォーウ……??」

???「……私は、ローマの勲たる将軍である。

ガリアを平定せし将軍である。

ブリタニアへ遠征果たした将軍である。

名将ポンペイウスを屠る者である。

ローマを統べるただひとり、皇帝の源となる男である。

ローマの残酷の中で踊り、そして、戦場にあっても踊る者である。

私は戦い続けよう。

ローマが在る限り、私の踊りは続くのだから。」

カエサル「いいや、その醜い踊りはここで終わる。

貴様の逃避はここまでだ。

何が将軍だ。何が皇帝の源か。

笑止千万だろうが!

貴様は逃避しているだけだ!

この、豚が!

愛したひとりの女(クレオパトラ)の願いさえ果たせず、愛し子(カエサリオン)を後継とせなんだ自らから!」

???「私は……!

私は、カエサル! ローマ皇帝の源である!」

カエサル「そうだ、貴様は私だ!

醜くも未だローマにしがみつく我が半身!」

ロマニ「そうか、そういうことか……!

第二の聖杯の影響、その残滓こそが『あれ』なんだ!

だからこそ連合残党を率いている訳か、つまり『あれ』は、カエサルの影みたいなものだ!

その存在を感じ取って、彼はキミたちをここまで導いたんだ——!」

「それは確かに言い難いかもね」

マシュ「…………はい。」

カエサル「すまんな、美しき友らよ。

我が醜き逃避の半身、ここにて屠りたい。

……いや、我が身に戻したい。

力を貸してくれ。」

「了解!」

マシュ「はい、先輩!」

???「オオ……オオオオ……!

私は……! 私は、カエサル! 私は!」

カエサル「黙れ豚め!

その醜さ、我が美しさの前に花弁が如く散れ!」

(戦闘後)

カエサル「……消えろ、我が愚かな過去。」

マシュ「魔力反応の消滅を確認。

戦闘終了です、先輩。」

フォウ「フォウ……。」

カエサル「ふう、疲れたな。

やはり私には前線での戦いなどは向いていないぞ。

早々にカルデアとやらへ戻って休むとしよう。

私はもう一歩も動かんぞ。」

「お疲れさま」

マシュ「お疲れさまでした、先輩。

ドクター、カルデアへの帰還処理をお願いします。」

フォウ「フォーウ!」

ロマニ「はいはい、帰還っと——

ん?

カエサルの魔力容量が上がってるみたいだ?

影みたいなものを倒して、それを自分の魔力として吸収したってことかな。」