デミ・サーヴァントと言っても彼女は人間です。その長所を眠らせておくのはもったいないと思うのです。

幕間の物語(男性鯖)

子ギル「さて、マシュお姉さんが着替えに行っている間に、少し真面目なお話をしましょうか。

彼女の危うさについてです。」

ロマニ「……危うさ?」

子ギル「ええ。さっきの戦いで観察していてわかりました。

彼女という花の可憐さは、容易く折れそうが故の可憐さなのかもしれません。」

ダ・ヴィンチ「ふむ、どういうことかな。」

子ギル「彼女は——マスターを守ることを第一に考えている。

第一に考えすぎている

マスターが危機に陥ればその命を投げ出せるくらいに。

ですが……

おそらく、そこに戦士としての覚悟や経験はまったくない。

マシュには恐怖も戸惑いもある。

彼女はそれを克服せず、命を投げ出しています。

その在り方は、はたして正しいんでしょうか?」

ダ・ヴィンチ「? 別に問題ないじゃん。

というか、それって凄い美談じゃん。

だって藤丸君への献身が迷いや恐怖を上回っているってコトなんだし。

イイナー。

私もそんな、頼れるボディガードに出会いたいナー。」

子ギル「……はあ。

やっぱり天才ってヤツはダメですね。

一般人の心情がまるでわかっていない。」

ダ・ヴィンチ「失礼な、わかってるとも。

マシュは我慢強く、誠実なサーヴァントだ。

攻撃面では不安が残るけど、藤丸君にとって最高の盾ってコトさ。」

子ギル「——まあいいや。

それで、ドクターは?」

ロマニ「うん? ボクに何か?」

子ギル「ドクターは、マシュの在り方をどんな風にとらえているんですか?」

ロマニ「えっと……さあ?

急に言われてもボクには分からないというか……」

子ギル「ああ——やっぱり。

わかってやってるんですね、貴方は。

ならもうボクは指摘しません。

その怠惰の罪を貴方は最後にはあがなうのでしょうし。

ま、いっか。

とにかく、マシュお姉さんはちょっとサーヴァントによりすぎています。

デミ・サーヴァントと言っても彼女は人間です。

その長所を眠らせておくのはもったいないと思うのです。」

ダ・ヴィンチ「ふむふむ。

だからキミは彼女の女の子らしさを引き出そうとしているのか。

人間性の契機として。」

子ギル「ええ。

感情の発露は人間の強みですからね。

使わないのはもったいない。

まあ、単にボクが彼女の水着姿に興味があるだけですが。

ふ……ボクの千里眼は誤魔化せません。

彼女はかなりの、そう、我が儘ボディと見ました!」