彼女の皇帝としての誇りは、ローマの建国王にも曲げられなかった——…心地良い大一番です。

幕間の物語(女性鯖)

シェヘラザード「第一の特異点の舞台はフランス。

“竜の魔女”による蹂躙が行われていた百年戦争期。

貴方がたは、現界したジャンヌ・ダルクと共に魔女を止めるための戦いに身を投じる——

一方、竜の魔女が使役するは“狂化”を埋め込まれた恐ろしきサーヴァントたち——

……けれど、貴方がたのほうにも仲間が集っていく。

フランスに縁のあるもの、ないもの……。

そして、“竜殺し”と、それを救う聖者。

数多の因縁と想いが交錯し——

貴方たちは、竜の魔女の真実に辿り着いた。

ああ、これは——

祈りと願いの物語、だったのですね。

それが、怒りと憎悪の形をとったというだけの……。

……………………。

始めましょう。

貴方たちの触れた、このフランスでの物語の結びに。

もっともっと、入り込めるように——」

(戦闘後)

シェヘラザード「は、あっ……

そして無事、貴方がたは聖杯を回収し、第一の特異点を修正できた。素晴らしい事です。

それでは、次の特異点へ参りましょう……。」

「…………。」

シェヘラザード「第二の特異点は……ローマ。

ローマ帝国と連合ローマ帝国の争いのお話。

ええ、このお話を聞いて私が思うのは。

思ってしまうのは。何よりも……。

たくさんの王達が、いらっしゃったのですね……。

私はまず、安心できる王なのか、あまり安心できない王なのかを見ようとしてしまいますが——

貴方がたが見るのは、きっと、別のもの。

貴方がたの目に最も輝かしく映った王は、やはりこの方なのでしょう。

——ローマ帝国第五代皇帝、ネロ・クラウディウス。

生きた薔薇の皇帝と、貴方がたは共に戦った……。」

「すごく華のある人だった」

マシュ「はい……そうですね。

ローマにいたネロさんは、サーヴァントではなかったようなのですが——

率いていたサーヴァントの皆さんにもまったく引けを取らない存在感で。

真っ直ぐ前を見据えて、胸を張って、わたしたちを最後まで導いてくださいました。」

シェヘラザード「彼女の皇帝としての誇りは、ローマの建国王にも曲げられなかった——

……心地良い大一番です。

その後に魔神柱との戦いや、神の鞭との対立が待っていようとも、やはり、ここに詳しく触れたいと思います……。」

(戦闘後)

シェヘラザード「……っ……はぁ……。

魔神柱、そして神の鞭との戦いを経て、っ、第二の特異点も無事に修正が行われた——

激しい戦い、だったのでしょう。

出迎えることができた方の安堵はいかばかりか……。」

マシュ「…………。」

シェヘラザード「それではまた、次の物語へ……。」