装甲力というか、安全性というか。見るからにとても死ななそうな姿が、その…(憧れの目)。

幕間の物語(女性鯖)

シェヘラザード「安全どころか。

死の霧に包まれた、たいへん危険な場所だったのですね……ロンドンは。」

「街だから安全とは言えない」

シェヘラザード「まさしく。

やはり家が一番安全……

しかしずっと家にいると、それはそれで不健康による死の危険が。

悩ましいところです……。

ともあれ貴方がたは危険な魔霧の中、ロンドンの怪異を調査していった……と。

最初に出会ったのは円卓の騎士、モードレッド卿。

アーサー王の愛したブリテンを穢していいのは自分だけだ、とはなかなか興味深い理由です。

そして、霧に身を潜めていた仲間達との出会い——

それから貴方がたは『魔霧計画』なるものの存在を知り、その計画を進める者たちと対峙する事になった……。

私としては、最も興味深いのは『B』の方でした。

チャールズ・バベッジ氏です。

装甲力というか、安全性というか。

見るからにとても死ななそうな姿が、その……(憧れの目)。

どういう仕組みで、中がどうなっているかも分かりませんが……

もし私が纏えるならば纏ってみたいものです。

お願いすれば、私用に似たような鎧を作っていただけたりはしないでしょうか?」

マシュ「ど、どうでしょうね。

意外に『蒸気の理解者が現れた』と喜んで作ってくれるような気もしますが……。」

フォウ「フォウ……フォーーウ?」

「でも中はとても熱いと思う。蒸気死するかもしれないよ」

シェヘラザード「!!!

……そのあたりが解決されるまで……

今のお話は保留という事で……。

魔霧を生み出していたのは、聖杯を動力とする巨大蒸気機関アングルボダ。

最初の計画主導者、マキリ・ゾォルケンは魔霧をさらに活性化させて世界を覆うべく、アングルボダを暴走させる。

そして召喚されたのは、一人の星の開拓者……

古き神話を終わらせる者。

そしてさらに、嵐の王——

ここには、頼りになる味方はいない……ですが、ここは避けては通れぬ場面です。

貴方がたが体験した、苦難の霧に満ちた物語。

それが晴れる最後の件(くだり)を、ぜひお教えください……。」

(戦闘後)

シェヘラザード「なるほど、その、後でっ……っ、く……

魔術王ソロモンが、姿を初めて、貴方がたの前に……。」

マシュ「(思い出しました。

魔術王に見逃され、なんとかカルデアに帰還したあのとき……

わたしは、とても落ち込んでいるように見えたドクターに『思ったこと』を言ったのでした。

あの言葉は……少しでも、ドクターの助けになってくれたのでしょうか……

……あの笑顔の下に隠していた重荷を、少しでも軽くすることができていたのなら……)」

シェヘラザード「……………………。」