「…おいアーチャー、なんだこの珍妙な生き物は。」「誰かが答えてくれるなら私が問いたいところだ。」

幕間の物語(女性鯖)

ジャガーマン「さて!

今日も元気に見回り見回り——

むっ、こちらから、行き場を無くした彼らの彼らの心の叫び。向かうニャ!」

ジャガーマン「見つけたニャー!」

マシュ「あれは——

クー・フーリンさん、ですね。」

クー・フーリン「……あ?

なんだ、マスターじゃねえか。

どうしたんだ、雁首揃えて。

オレはただ散歩してただけだぜ。」

ジャガーマン「ぬうう、校則違反!

ピアスは完全に校則違反ニャ!

そして世を舐めきったふてぶてしい態度に、やぶにらみの目……!

さらにその全身タイツは世の常識(ファッション)というものに対する青い反抗心の塊! まさに不良!

ああ……でもわかる。

あなたは悪くないニャ。

悪いのは叱ってくれない大人たち。

あとスカサハさん。

必要なのは体当たりでぶつかったり、当たらない即死技を教えない事だっていうのにニャ?」

クー・フーリン「……おいアーチャー、なんだこの珍妙な生き物は。」

エミヤ「誰かが答えてくれるなら私が問いたいところだ。」

ジャガーマン「ニャニャ、失礼な!

私は由緒正しきジャガーの戦士!」

クー・フーリン「ジャガーねえ……

オレはクランの猛犬だ。」

ジャガーマン「そうそれ。

『西高の狂犬』みたいなその名前こそ、あなたが不良であるということを示しているニャ!」

クー・フーリン「……あ?

よくわかんねえが……

つまりおまえさん、オレに喧嘩を売ってるってコトでいいのか?」

マシュ「ジャガーマンさん、あの、あまり怒らせないほうが……!」

ジャガーマン「大丈夫、最初は思わず反発してしまうものニャ。

しかーし、逃げずにそれを受け止めてこそ真の夜回りジャガー!

つまり……もはや言葉は不要だ小僧!

かかってこんかーい!」

(戦闘後)

ジャガーマン「やはり根は素直な少年であった。

彼を歪めてしまったのはこの世界か大人たちか!

夜回りジャガーの奮闘は続く!」

クー・フーリン「ああクソ、くだらねぇ……

さっさと帰ってりゃよかったぜ。

こんなのに付き合うとは、おまえさんも酔狂だなぁ。」

エミヤ「……貴様と違って、私には最初の選択肢がなかっただけだ。

更生不良少年第二号。」

マシュ「そう考えると、そもそも先輩がなぜ同行しているのか、という疑問が……。

いえ。考えないようにしましょう……。」

ジャガーマン「ニャニャ、そう言えば夜回りジャガー一派であることを示す腕章とかワッペンとか作ったほうがよかったかニャ?

お揃いの色のウインドブレーカーとか。

むむ、ナイスアイディーア。

帰ったらダ・ヴィンチちゃんに発明依頼を出しておくニャ。」

ダ・ヴィンチ「残念、とても興味深いが仕事が詰まっている!

マッハでお断りさせていただこう!

(カルデアにいる全員がお揃いのジャガ柄ウインドブレーカーとか着る羽目になりかねないからね!)」

フォウ「フォウー……。」

ジャガーマン「フム……

ま、心で繋がっていれば充分なのもまた確かニャ。

とりあえず今は最後の不良少年をサーチ! こっちニャ!」