『ジャガーの戦士という神霊』が、ただ野生だけを理由として選んだ器——か。僕は、知らない。

幕間の物語(女性鯖)

パールヴァティー「(どうしましょう。

暇なのでなんとなーく、あの赤い弓兵さんに和食の手ほどきでもしてもらえたら、とやってきたわけですが——)

(…………なんだか、この部屋の中に入ると非常に面倒臭い事に巻き込まれる予感がします。

カンですが。

ええ、ただのカンですが。)

…………。

(今日は予定変更、ブーティカさんに西洋の家庭料理を習う日にしましょう!)」

エミヤ「(『ジャガーの戦士という神霊』が、ただ野生だけを理由として選んだ器——か。

僕は、知らない。

彼女はたまに僕を見てくるが、あちらも知っているわけではないだろう。

ただの条件反射のようなものだ——

——僕があの赤い弓兵に感じる何かと同じように。

その条件反射が起こる程度には、彼らはどこかしらで縁がある存在なのかもしれないが……

知らないものは、どうしようもない。

ただ僕は——

このカルデアの召喚式はろくでもないと思うだけだ。

彼女だけじゃない。

何せ、僕のような存在さえサーヴァントとして喚んでしまうんだからな。

……そんな者同士が考えなしに触れ合ったところで。

それこそ、ろくでもない事にしかならないさ——)」