彼らに罪があるとすれば、それは生まれたこと。ただ処刑するべき人間に仕えたというだけで、その子供は死んだんです。

幕間の物語(男性鯖)

市民「ギロチンだ! ギロチンにかけろ!

首を刎ね、これまでの悪事を思い知らせてやれ!」

サンソン「……。」

市民「ギロチンを! ギロチンを! ギロチンを! 

殺せ! 殺せ! 殺せ!」

(マイルームでの目覚め)

サンソン「……やあ。

魘されていたようだけど、どうしましたか?」

「今、夢を……」

サンソン「もしかして僕の夢?

そうか、僕もちょうど過去を思い返していたところです。

……僕の人生は、あなたが見たことの繰り返しだ。

後悔はない。もちろんない。

だってそうだろう。

後悔しながら剣を振るう処刑人など、駄馬にも劣る代物だ。

罪人が心置きなく死出の旅に出られるよう、一瞬の苦痛も与えず天へと送る。

処刑人は如何なるときでも、国家の刃である。

そうでなければ、やっていけません。

何故なら、いついかなる時代でも法は歪みを許容する。

悪人を無罪にしてしまうなら、それはそれで問題ない。

それは法の抜け穴をすり抜けただけ。

誰かが諦めなければ、いつか悪は罰せられるでしょう。

だが——法は罪無き人間を罰することがあります。

フランス革命時は特にそれが顕著でね。」

「無実の人間を殺した?」

サンソン「その通り。

……彼らに罪があるとすれば、それは生まれたこと。

ただ処刑するべき人間に仕えたというだけで、その子供は死んだんです。

そうして考えると、まだ抜け道があるとはいえ、罪なき人間を明白に裁くことが稀になったことは歓迎すべきなのでしょうね。

……ああ、済まない。

眠りの邪魔をしたようです。

今度はいい夢が見られるよう祈ります。

じゃあ、おやすみ。」