次の戦いまでせいぜい私を鍛えておきなさい! 特に何を、とは言わないけど! 聖杯とか使って! 聖杯とか使って!

幕間の物語(女性鯖)

マシュ「女王メイヴ、撃破しました!

女王の兵士たちも種切れのようです!」

ロマニ「お見事藤丸君!

でもマシュ、そこは品切れと言っておこうね!」

メイヴ「ここまでお膳立てしたのに!

こんどは油断もしなかったのに!

真っ正面から、この私が、かんっぺきに負けちゃうなんてーー!」

ロマニ「……いいダメージをもらっただろうに、悔しさで痛みを忘れてるな、アレは……」

「ああ、いい地団駄だ」

マシュ「ともあれ、これでメイヴさんのゲッシュは解けた筈です。

メイヴさんの『お誘い』は、この通り先輩に全力で振られたワケですので。」

メイヴ「なにその言い方! 癪に触るわ!

振られたんじゃなくて、私の力が足りなかったの!

私が本調子なら男であれ女であれメロメロなんだから!

こんな結果になったのは私をうまく使えないアナタが悪いんじゃない!

私をもっと強くしておけば、アナタをこてんぱんにしてあげられたのに!

生ぬるい、生ぬるいのよカルデアのやり方って?

私に任せれば人理修復なんてあっという間!

藤丸も前線に出るコトなく、安全に戦いを進められるっていうのに!

もういいわ、私は先に帰っているからね!

次の戦いまでせいぜい私を鍛えておきなさい!

特に何を、とは言わないけど!

聖杯とか使って! 聖杯とか使って!」

「ははは。それはできない相談だ。」

メイヴ「もうパーフェクトにむかつくー!

ばーか! 覚えてなさいよー!」

(逃げ去る音)

マシュ「女王メイヴ、退去しました。

おそらくカルデアに戻ったのではないかと……」

ロマニ「ああ、こちらでメイヴの反応を確認した。

ものすごい勢いで食堂に向かっている。

んー、あれはドカ食いの予感がするなあ。

カルデアの備蓄を気にしてほしいところだけど。」

「悔しさをバネに成長する」

ロマニ「だね。

一時はどうなる事かと思ったけど、メイヴにはいい薬になっただろう!

それに、今回の戦いでメイヴが隠していた能力も判明した。

今後はさらなる活躍が期待できる。

あれはメイヴなりの歩み寄りなんだろうね。

本人は気付いていないようだけど。」

マシュ「はい。

メイヴさんはメイヴさんなりに、マスターに信頼を向けてきたのだと思います。

だって——戦う理由が憎いからではなく、悔しいから、というのは、ほら。」

「うん。友人としての感情だよね」

マシュ「はい!

次のメイヴさんとの戦いが楽しみです!」