罰として百年ほど石になっていただきます。彫像にするには小さい方ですが、まあ文鎮ぐらいには使ってあげましょう。

幕間の物語(男性鯖)

ウェイバー「おい、性悪女神ども!でてこーい!」

ステンノ「あら。

誰かと思えば藤丸さんとマシュ、それに……まあ。まあまあまあ。

あんまりにも小さいから気付かなかったけれど、プロフェッサーもご一緒なのね。

約束もなしの急な来訪、歓迎しますわ。

それで、今回はどんな贈り物をいただけるのかしら?」

ロマニ「……贈り物を貰うのが基本条件とか、あいかわらず凄いなこの女神さまは。」

「ごめん、手ぶらなんだ。……出直してきます」

ウェイバー「出直してどうするんだよっ!

だいたい、アイツを満足させられるプレゼントなんか地上のどこを探してもないからなっ!

ニホンのカグヤ姫と同じだよ。

無理難題いって、男を右往左往させるのが楽しみなんだ、アレは!」

ステンノ「ひどい、なんという誤解でしょう。

どうか本気になさらないでね、藤丸さん?」

エウリュアレ「私(ステンノ)ー、ねえ、ちょっと私ー!

どこにいったのよ、午後にはメドゥーサが帰ってく……

あれ、藤丸じゃない。

マシュもいるの?

なになに、遊びに来てくれたの!?

ちょうど良かったわ、今日は私たちの妹も——

って、なに、そこの貧相なの。

ちょこまかしてるから浜辺のカニかと思ったら、人間?」

ウェイバー「こ、このかつてない侮辱……!

なんで息をするように人の心を抉るんだオマエたちは!

いい、話なんか結構だ!

いいからボクを元に戻せ!

戻さないのなら藤丸が黙ってないぞ!」

マシュ「(……先輩。

いつのまにか頼りにされています。

言うまでもなくトバッチリの可能性、大なのです)」

エウリュアレ「はあ?

アンタね、いきなりやってきて、なにを言って……」

ステンノ「し。黙って私(エウリュアレ)。

私、いい筋書きが見えてきたわ。

——コホン。

せっかくのA級サーヴァントもそうなっては台無しですのね、エルメロイⅡ世さま。

このまま無様に若返り続けて、いっそ赤ん坊から人生をやり直すのはどうでしょう?

きっと違う未来、違う可能性がひらいてバラ色の人生が待っているかもしれなくてよ?」

ウェイバー「よし、ぶっ倒す。

こいつを現界させておくのは世のため人のため、男性のためにならないからなっ!」

ステンノ「ああ、なんという野蛮な言葉でしょう……!

いつの世も殿方は勝手な理屈を並べ立てて、か弱い女を手にかける。

ですが……

昨今の女性は強いもの。

自衛手段は完璧ですわ。

さあ、おいでなさい島の守護者たち。

まずは小手調べと行きましょう——!」

(戦闘後)

ウェイバー「ふん。

今さらゴーレム程度でどうにかできる相手か、藤丸が。

手持ちの兵隊はこれで終わりか?

なら観念して、ボクにかけた呪いを解除しろ。」

エウリュアレ「……ムカッ。

私がしでかした事だから静観しているつもりだったけど、なんか頭にきた。

アンタみたいなどこの馬の骨とも知らない小僧に大きな口を叩かせるほど、私たちは甘くないの。

多くの勇者たちを男泣きさせた手腕を見せてあげる。

いいわね、私?」

ステンノ「ええ。

こうなっては仕方ありませんものね(ニッコリ)。

せーの……

エウリュアレ「こーーーーーい、メドゥーーーーーサーーーーー!」

メドゥーサ「上姉さま、下姉さま……

その、まるで機動兵器を呼ぶような決め台詞はそろそろ止めて……」

エウリュアレ「うるさい、姉に口答えはしないっ!

それよりアレ! アレよ、アレ!

あそこにいる生意気な男!

アイツ、私たちに手をあげたのよ!」

ステンノ「ええ。

お客様を出迎えにきた私たちの言葉を聞かず、一方的に襲い掛かってきたのです。」

マシュ「……なるほど。

嘘は言っていません。嘘は。」

メドゥーサ「…………ほう。

それは真実ですか、お客人?」

ウェイバー「ちょっ、マジ怖い、マジ怖いぞあのサーヴァント!?

いや、違うってば!

ボクたちだって話し合いに来たんだ!

でも埒が開かないから暴力に訴えただけさ!」

マシュ「……残念ながら、これも嘘ではありません。」

メドゥーサ「——ではお覚悟を。

罰として百年ほど石になっていただきます。

彫像にするには小さい方ですが、まあ文鎮ぐらいには使ってあげましょう。」

ウェイバー「ははは、ライダーのクラスはボクの神経を逆なでするプロフェッショナルだな!

そんなワケで頼む、藤丸、いやマスター!

あの失礼な大女をこらしめてくれ!」