死して英霊と化し! 見事、一万の騎兵と同化してみせたダレイオス王! おぬしを倒すのは—— やはり、この征服王イスカンダルでなくてはな!

幕間の物語(男性鯖)

マシュ「倒し……た……?

いえ、これは、何かが違います——先輩!」

ロマニ「アレキサンダーの魔力反応は消失していない!

いや、いったん消えたは消えたんだけど、何だこれ!

完全な同位置に新たに現界したのか!?

そこにいるのは、別のサーヴァントだよ多分!」

マシュ「別の……?

いえ、この雰囲気は……。」

???「愉快愉快、年若き余とかつての好敵手がぶつかるか!

いやさ痛快、しかし見えた結果ではあったな!

足りぬ足りぬ!

ブケファラスに頼り切った若輩で何を成す!

相手は万夫不当の巨王!

誰あろう、アケメネス最後の将たるダレイオス三世よ!

???「おお、おお!

そうか、余と見えてそれほど嬉しいか!!

おぬしを倒し得る者などそうはいるまい、たとえ、若き日の余であろうとも!

死して英霊と化し!

見事、一万の騎兵と同化してみせたダレイオス王!

おぬしを倒すのは——

やはり、この征服王イスカンダルでなくてはな!」

マシュ「……っ!?」

ロマニ「イスカンダル!!

アレキサンダーの後年の姿……

紛う事なき征服王!

と、とんでもない大英雄が出て来たぞ!?

聖杯の影響、そんなに濃くこの土地に残ってたのか!」

イスカンダル「いやさ、聖杯なんぞではあるまいよ!

余を無理矢理に呼びつけたのは、誰あろう!

そなたに他ならん!

なあ、ダレイオス、我が生涯最大なりし好敵手!」

マシュ「駄目です、彼はもう止まりません!

イスカンダル王、どうか——」

イスカンダル「構うな構うな!!

余はそのために来たのだ、存分にやろうではないか!」

イスカンダル「わははははは!!

愉快愉快、再び、刃交えてみせようぞ!!」

(戦闘後)

ダレイオス「…………。」

イスカンダル「何だ何だ。

当然、借りてきた猫のようになりおって。

こんなものか?

ちと物足りんなあ。」

「も、もう無理」

マシュ「……もう、先輩の魔力が尽きかけています。

これ以上の戦闘を、行うのは……。」

ダレイオス「…………。」

イスカンダル「……そうか。

まあ、実のところ余もこのあたりが限界でな。

流石に正式な召喚でもない上に、聖杯もなく、強引に現界した訳でもあって——

ま、こうなるわな。

ダレイオス三世、余に立ちはだかった巨いなる壁よ。

魔力供給の尽きかけたおぬしには、最早、この声は届かぬかもしれんが——

次に見える時こそ、互いに——」