ガス惑星の液体水素大深海ダイブ。バミューダ宙域・魔の三角コーナー。脱出不能の超磁場中性子星に、それからそれから——。

幕間の物語(女性鯖)

メカエリ「その前フリはもう聞きました。

私が尋ねたいのはこの座組についてです。

パイロット候補とマシュが同席しているのはともかくとして……。

『サーヴァント界出身者会議』という題目で、なぜ私が呼ばれるのでしょう。

言うまでもなく、私は誇り高きチェイテの護り手、監獄城の鉄(くろがね)の守護神——!

サーヴァント界だなんて、そんなテキトウな、ゆるーんゆるるるんな世界と混同されては迷惑です。」

X「えっ。

チェイテピラミッド姫路城ウィズ巨大鋼鉄魔嬢とか、エリザ粒子とか、どう転んでもユニヴァース案件では?」

メカエリ「謹聴(リッスン)!

それは冒涜です。

むむぅ……。

よもや、ロボだからマスィーンだから、という胡乱な理由で適当に招いたとか言わないでしょうね?」

ヒロインXX「(ごっふぉげほがふ。

私のカモフラージュ役でテキトーに呼んだ、とかぜんぜん言えない雰囲気ですが!)

ピ、ピボピボ、チガイマス。

“名誉”サーヴァント界人トシテ、特別ニオ招キシマシタ(棒)」

Xオルタ「はて?

私はすっかりメカエリチャンさんはユニヴァースの住人かと思っていました。

アマゾネスCEOの自伝映画では魔城の魔嬢は大活躍でしたので。

ガス惑星の液体水素大深海ダイブ。

バミューダ宙域・魔の三角コーナー。

脱出不能の超磁場中性子星に、それからそれから——。」

メカエリ「なん……ですか?

そのでたらめ極まりないエピソードは?」

Xオルタ「しかも西洋のお菓子にも、とってもお詳しいと紹介されていました。

戦って歌ってお菓子も作れる、おお……なんという完璧なロボ。

特にハロウィン祭のパイとか!

とてもお得意だと!

栗かぼちゃは絶妙にお菓子に合いますし。」

メカエリ「そ、それは嗜む程度です。

よくわかりませんが、わかりました。

淑女らしい茶会のお誘いなのであれば、むげに断る理由も無いし……。

(段蔵さんをオイルパーティーに誘う事はあれ、お茶会に誘われたのは初めてですし……)

いいでしょう。せっかくの機会です。

優雅でお洒落。

そんな時間を許容するのも、ハロウィンを理解した守護神としてのつと——」

ヒロインXX「カレー味トカ、ソースカツ味ノケーキハ、ナインデスカ?」

メカエリ「……それで、会議というからには本日の議題は?」

マシュ「(すっかりメカエリチャンさんが進行役に)」

Xオルタ「ふむ。

Xさんもお好きそうなジャンクなケーキはありませんが……。

せっかくサーヴァント界出身の皆さんが集まってくださったので——」

X「では! 三つ巴の頂上決戦ですね!」

「約一名、血の気が多すぎる」

Xオルタ「まったくです。

文学的とは言い難いです。」

ヒロインXX「(ウンウン)」

メカエリ「来たるべきサーヴァント界からの脅威に向けて、確かな情報を得て、対策を講ずることは有意義では?

特にフォーリナークラスは要警戒です!」

ヒロインXX「同感デス!(排気バシューッ)」

マシュ「うーん……

そんな日が来るとは思えませんが……

でも、わたしもXさんたちの出身世界には普通に興味はあります!

Xさんとオルタさんは、確か、あちらではルームメイトでいらしたとか?」

ヒロインXX「ソウデス。

懐カシイデスネ。」

X「そこ黙って!

なんで部外者のポンコツが答えるのです!

まあ確かに、コスモカルデア学園の学生寮で、しばらく部屋を共有させられましたが。

あ〜〜、ムカムカしてきました。

あれはとても不本意で不愉快でした!」

Xオルタ「ルームシェアはべつだん苦痛ではありませんが、Xさんの生活態度がとにかく最悪でした。

いま思えばあれはXさんの素行を少しでも改善しようという、教師ネームレス・レッドの差し金だったのでは……。」

X「それはお互い様ですよ〜だ!

部屋を分割されたばかりでなく、課題まで二人共同でやらされましたし……。」

「課題? って、そのコスモカルデア学園の?」

X「きっと本来はネームレス・レッドの個人的な任務だったものを、学生に押しつけるという横暴!」

Xオルタ「あれは、そう惑星『トトーリ』でしたか。

実に……残酷で……シリアスな難事件でした。」

ヒロインXX「マダ、第1シーズンノ、序盤ゴロデスネ。」

Xオルタ「またイロモノシリーズが始まったと視聴率も低迷しきっていたころでした。」

マシュ「……シーズン? 視聴率?」

「もっと詳しく聞きたいな」

Xオルタ「ええ、いいですよ。

惑星『トトーリ』とは、ですね——」