というか、他の皆さん、ちょっと邪魔ですよね。たいして役に立たないし。弱いクセにマスターさんの魔力をもっていくとか、ちょっと図々しいと思います。

幕間の物語(女性鯖)

「最近、元気ない? ちょっと疲れぎみ?」

リップ「——はう!?

そ、そんなコトはないです、ないですよ!?

ちょっと肩が凝っちゃってるとか、無神経な人たちにイラだったりとか、これ以上霊基が育つと体積的なものが気になって仕方がないとか、基本的にはそんな、つまらない悩みだけなので!

基本的にはそんな、つまらない悩みだけなので!

マスターさんに気に掛けてもらうコトじゃないというか……!」

「悩みなら相談に乗るよ」

リップ「……藤丸さん。

ありがとうございます。

でも、本当に些細なコトだから気にしないでください。

単純に、わたし、お役に立てているのかなって。

わたしは他の皆さんより強いサーヴァントだけど、その分、小回りがきかなくて細かくないから……

もっと上手く立ち回れれば、戦闘面でもわたしひとりで充分になれるかなって……。

マスターさん、大勢のサーヴァントを指揮してすごく疲れてるの、知ってるから……」

「リップ……(なんていじらしい……)」

リップ「というか、他の皆さん、ちょっと邪魔ですよね。

たいして役に立たないし。

弱いクセにマスターさんの魔力(リソース)をもっていくとか、ちょっと図々しいと思います。

先にやってきただけで先輩風吹かせて、風当たりが強いにも程があります。

年功序列とかみっともないです。

というか、生まれたばかりのわたしたちに負けて恥ずかしくないのかな……」

「あの、リップさん……? (……なんか重力が増してきましたよ?)」

リップ「……それに……最近はまたいじめてくるし……

わたし、以前のわたしを反省して、無闇にものを壊さないよう気をつけているのに……

あ……いえ、何でもありません、今のは聞き流してください。

とにかく、悩みは単純なものなので!

自分だけで解決できる……いえ、自分だけで解決しなくちゃいけないコトだから、明日にはしっかり元気になっていますね。」

(立ち上がるリップ)

リップ「あれ……あれ?

おかしいな、眩暈が……」

「危ない……!」

リップ「いま両手に力が入らなくて——

わ、わたしを正面から支えちゃうと……!

あわわわ……藤丸さん、落ちちゃいましたー!

BB、BBーー!

心底イヤだけど、ちょっとだけ助けて、BBーー!」