「坊や。いい子でちゅね〜。さ、ママに色んなことを教えて頂戴。」「そして何かもう、状況が危険です先輩! 」

幕間の物語(女性鯖)

マタ・ハリ「ここが調査の手掛かりになりそうなの?」

マシュ「はい。

それで、マタ・ハリさんに聞き込み調査をお願いしたくて。」

マタ・ハリ「あら、それは慧眼ね。

きちんと聞き込みさせていただくわ。

でも、マスター。

生憎と、私一人ではどうにもなりませんわ。

ですから、きちんと私を守って下さいね、うふふ。」

「もちろんだ」

マタ・ハリ「期待しておりますわ。」

マシュ「では、聞き込みの方お願いします。」

マタ・ハリ「ええ、そうね。

ちょっと待って頂戴な。

……あの人がいいかしら。

じゃあ、行ってくるわね。

わたしが酒場に入ったら、夜まで待っていて。

必ず、襲撃があるから。」

マシュ「は、はい。わかりました。」

(中略)

マタ・ハリ「まあまあ、負けたのだからいいじゃない。

大丈夫、みんな生きているでしょう。

さあ、お話を聞かせて頂戴。

たっぷりとね?

大丈夫、痛いことなんてしないわ。

だってわたし、痛いのイヤだもの。

それともあなた、痛いのは好き?

それなら、痛くしてあげるけど。」

兵士「い、いや……俺は……いいです……。」

マタ・ハリ「ほら、膝を貸してあげるわ。

さあ、あなたの話を——聞かせて、ね?」

兵士「は、はい……。」

マシュ「……あの、凄いですね。

何というか……人が心を奪われる瞬間というものを目の当たりにしました。」

マタ・ハリ「坊や。いい子でちゅね〜。

さ、ママに色んなことを教えて頂戴。」

マシュ「そして何かもう、状況が危険です先輩!

このままですと、危ない世界に突入しちゃいます!」

マタ・ハリ「情報を得たわ。

王様のところに行きましょう。

門番にゴーレムがいるようですので、それは皆で頑張りましょう。

えいえい、おーっ。」

マシュ「マタ・ハリさん。

あの骨抜きになってしまった方は……。」

マタ・ハリ「大丈夫よ。

わたしがいなくても、きっと新しい趣味の合致する方を見つけられるわ。

うふふふふ。

マスターはどんな趣味なのかしら?」

マシュ「さ、さあ行きましょうマスター!

さあさあ!」

マタ・ハリ「うふふふふ。」

(中略)

マタ・ハリ「さて。最後は王様ね。

まあ、まずはポカポカ叩いてあげて。

それから、私が情報を引き出してあげる。」

マシュ「その……仮にも一国の王様です。

何とかなりますか?」

マタ・ハリ「なに言ってるの、マシュちゃん。

王様なんて、私の経験から考えると一番楽よ。

だって王様って国の一番なんでしょう?

だから、世界で一番癒しを欲しがるのよ。

もし欲しがらないとすれば、民のために……

あるいは神のために全てを捧げるような人か、さもなくば民が全てを捧げると理解している暴君かしら。

平凡な王様なら、問題ないわ。

さあ、戦いましょう。」

王様「お、おまえたちは何者だ!?

下がれ!」

マシュ「いえ、申し訳ありませんが調査の助力をお願いします。

なお、割と強制的であることは否めません。」

王様「貴様ら……!

ころ、コロス、コロシテヤルゥー!」

ロマニ「気を付けてくれ。

どうもその王様、何かに憑依されているようだ。」

マシュ「見ればわかります!」

マタ・ハリ「しょうがないわね。

それなら悪魔祓いといきましょうか、マスター♪」

(戦闘後)

王様「う、ワシは……一体……。

おまえたちは……?」

マタ・ハリ「王様。お疲れ様でした。

うふふ、私の名はマタ・ハリ。」

王様「マタ・ハリ……?

奇妙な……名前だ……。」

マタ・ハリ「ええ。

ほら、この目を見て下さらない?

私の目は、太陽。

陽の目を持つ女——

それが、私の名前よ。

さあ、全てを告白しなさい。」

王様「ああ……。」

マシュ「……ふぅ、これで調査は完了しそうですね。

ありがとうございました、マタ・ハリさん。」

マタ・ハリ「いいのよ。

マスターたちのお役に立てて何よりかしら。

さ、マスター。

折角ですし、飲み直してから帰りましょうか。

え、ダメ?

あら、残念。ふふふふふ……。」