申し訳ありません、マスター! わたくし、幽霊が滅法苦手だということを告白します! だって筋肉が通じないですし! 計算も私より早そうだ…!

幕間の物語(男性鯖)

レオニダス「マスター!

唐突ですが、鍛えましょう。」

「……何で?」

レオニダス「マスターは魔術師。

確かに肉体面の強化は必要ないとお思いでしょう。

しかし、それは致命的な間違いです。

この先、どんどん過酷になっていく戦いを鑑みれば、肉体の強化は必要不可欠。

ストレングス・エンデュランスは鍛えておかなければ!

ご安心下さい、私の計算に間違いはありません!」

「余計に不安が……」

レオニダス「ええ、このレオニダスにお任せを!

ささ、行きましょう行きましょう。」

(中略)

マシュ「最後はランダムエネミーです。」

レオニダス「……やや。

あの、マシュ殿。あれは何でしょう。

もしかすると、アレでしょうか。

頭文字が『G』のアレでしょうか。」

マシュ「ええ、ゴーストGhostタイプのエネミーですね。」

レオニダス「……亡霊……思念集合体……つまり、理系……!」

マシュ「レオニダスさん?

あの、凄い汗が……。」

レオニダス「いえ、いえいえいえ。

大丈夫、大丈夫です。

こう見えて、私は十万人を相手に戦った男。

ちょっと筋肉がない霊体だけの生物など、恐るるに——。

申し訳ありません、マスター!

わたくし、幽霊が滅法苦手だということを告白します!

だって筋肉が通じないですし——!

計算も私より早そうだ……!」

「克服しよう」

レオニダス「克服……ですと!?

う、うう。

確かにこれから先の戦いで、我らが幽霊と巡り会わないという保証はない。

ならば、立ち向かわなければ……!

恐れるなレオニダス!

敵は十万人のペルシャ軍よりずっと容易です!

畏まりました、マスター!

それでは、いざ立ち向かわんゴーストへ!

おおおおお!

我らゴーストハンターズ!!!」

(戦闘後)

レオニダス「過去屈指の難敵でした……

幽霊とは触れるとひんやりするのですね。

勉強になりました……。

マスター、ありがとうございます。

お陰で私も幽霊を克服することができるようです。

あらゆる外敵、難敵、絶望からマスターをお守りすることと、決して勝利を絶やさぬことを誓いましょう!」