第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

わたしたちがした旅は、決して歴史に残らない。 わたしたちだけの記憶に刻まれる旅。

マシュ「先輩、一ついいですか? 今回の旅も、悲しい出来事が沢山ありました。 なのに、こんなことを言うのは—— その、不謹慎かもしれないですけど。 楽しいです、わたし。 マスターと共に世界と時代を駆け巡り、様々な人間、そし…

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

さて、これで残す約束はあと一つだが—— まあよい。 それでは約定を果たすとするか。

李書文「……駄目だったか。」 ー スカサハ「……いや、そうでもない。」 ー 李書文「……何とまあ、驚きだ。」 ー スカサハ「致命傷を喰らってなお生き残るのがサーヴァントであり、私という存在さ。 これまでの長い人生で得たス…

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

余の願い、未だ叶わず—— それでも。 余は今回の戦いで誇れることが幾つもある。

ラーマ「コホン、最後は余だな。 マシュ、そしてマスター。 余の願い、未だ叶わず—— それでも。 余は今回の戦いで誇れることが幾つもある。 シータを救出することができた。 しかも、今回は最短記録だ。 そして何より、お主たち…

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

限りなく現実を睨み、数字を理解し、徹底的に戦ってこそ願ったものへの道は拓かれる。

婦長「ミス・マシュ。 その前に一つ、よろしいでしょうか。 私の願いは、世界中から病院を無くすこと。 即ち、各家庭で充分な医療が受けられることでした。 百年経ってもそれが果たされていないとは思いませんでしたが……。 それで…

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

連れ添った患者が退院する時、こうやって手を握りあうのが、私の密かな楽しみだったのです。

婦長「——どうやら、治療は終わったようですね。 独りのではなく。 この国全体の、大きな傷が。」 ー 「ありがとう」 ー 婦長「感謝は無用ですが、謹んで受け取ります。 その代わりと言ってはなんですが…… どうか握手を、ミス…

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過程を間違えるのはいつものこと。 それでも正解を拾い上げるのが、エジソンでしょう?

エレナ「ミスタ・エジソン。 良かったわね、世界は救われたわ。」 ー エジソン「うむ……。 そうだな、これで良かったのだ。 我々は多から成立した国家(イ・プルーリバス・ウナム)。 アメリカだけでは成立しない存在である。 絶…

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はー、疲れた! フランス、ローマ、そしてアメリカ! まったくもう、アンコールも大概にして欲しいわ。

エリザ「はー、疲れた! フランス、ローマ、そしてアメリカ! まったくもう、アンコールも大概にして欲しいわ。」 ー ロビン「おまえさん、もう三回も召喚されてるのかよ!? 何でだ。 局地的におぼこ娘ブームでも来てんのか?」 …

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失われた命より、救われる命の方が多くなったとき、螺旋の闘争はいつか終端を迎えるはず!

狂王「七十二柱の魔神が一柱。 序列三十八。 軍魔ハルファス。 この世から戦いが消えることはない。 この世から武器が消えることはない。 定命の者(にんげん)は螺旋の如く、戦い続けることが定められている。」 ー 婦長「——い…

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あの二人は剣ではなく、ただ知恵を絞った。 それはつまり。 人が少しずつ歩んできた—— 歴史の成果物そのもの。

エレナ「……ウィリアム・ハーストの記事でも、こんな冗談みたいな光景はなかったでしょうね。 ——フン、あの二人はどちらも正しい方向を向いて同じ道を歩いているというのに。 道が狭いもんだから、どうしても二人で争っちゃうのよね…

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これが—— せめてもの償いになるといいのですが。 カルナ…… おまえの気持ちが、今になって…… やっと……。

エジソン「それで、これからどうする?」 ー テスラ「先も言っただろう! 我らの役割はあれを封じ込めることのみ! 忌々しいが、いずれ消え去るべき旧き遺物の中にもそれなりに使える武器(モノ)はあるようだからな。」 ー エジソ…

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——フン! あと一歩のところで詰めが足りん。 そんなだから、貴様はロクに伝記も書いて貰えんのだ。

テスラ「私があの妙な男に召喚されたのはアレを倒すためではない。 戦っているのは、あのマスターなのだろう。 ならば私は怪物を封じ続けるのみだ。」 ー エジソン「……電気檻か。」 ー テスラ「フッ。 さすがにここまでヒントを…

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ぬう、この日のために発声練習をしてきたとしか思えぬ高笑い! その周到さ、さすが天才である!

テスラ「——ハハハハハ!! 無様なり、無様なりエジソン! 所詮は凡骨、この私の前に立ちはだかる資格などない! 疾く、項垂れ消え失せるがいい!」 ー エジソン「……この…… この忌まわしい声と…… 無駄な高笑いは……。 ま…

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未知を拒絶し、未来を望むのがあなたの取り柄でしょ。 さあ、だから——。

エレナ「……エジソン、ミスタ・エジソン。 もう分かっているでしょう?」 ー エジソン「……。」 ー エレナ「立ちなさい。 立って、戦いなさい。 あなたはアメリカ人じゃないの? 剣の代わりに斧と銃を手にした開拓者じゃないの…

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あれにとっちゃ飽きれば捨てるはずの玩具だろうが、心意気だけは買ってやらねえとな。

ラーマ「狂王よ。 ……聖杯を渡す気は?」 ー 狂王「欠片もねえ。 これは誓い(ゲッシュ)だ。 メイヴって女は全くどうしようもない悪女だが—— 時代を支配できるはずの願望器を、俺一人の心を奪うために、躊躇いなく使いやがった…

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……うれしい。 私、その一言が聞きたかったの。 それだけ、それだけで救われたの。 私の願いは、叶った。

狂王「……チ。 酷い有様だな、メイヴ。」 ー メイヴ「ええ、クーちゃん。 私、今にも死にそうよ。 でも、役割は果たしたの……。 本当、本当よ。 ……褒めて、くれる?」 ー 狂王「————そうだな。 おまえさんにしては、よ…

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貴方は私と違う。私の血は夢のために熱く滾る。貴方の血は野望のために冷えて濁る。それは病です。

婦長「退きなさい。 あなたの邪悪は病ではなく、生まれついてのもの。 健康優良児そのものです。 邪悪ではありますが。」 ー メイヴ「は?」 ー 狂王「退け、メイヴ。 そいつはオレに用があるらしい。」 ー メイヴ「クーちゃん…

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

単純だろう? だがな、突き詰めれば—— 英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ。

ラーマ「……正直、勝てるかどうかは分からん。 実力差は圧倒的だ。 なのに、勝てる気もする。 魔王ラーヴァナを相手にした時もこんな心地であった。 なあ、マスター。 余はな、マスターが好きだ。 マシュも、ナイチンゲールも。 …

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

偶然にも、こんな場所で無手で戦えるサーヴァントが二人、出会ってしまったのだ。 運命とは真に数奇なものよ。

ベオウルフ「おっと。 ……おいおい、何者だ?」 ー 李書文「通りすがりの、神槍である。 真名を李書文。 ……フム。 これはこれで役得よな。 名高きベオウルフと打ち合えるとは、光栄の至りよ。」 ー ベオウルフ「ほう? “神…