英霊とは—— 本来、一箇の人間であった存在が昇華されたものだろう。 この時、クラスの適性云々は想定されていない筈だ。

ホームズ「本来、一箇の人間であった存在が昇華されたものだろう。 この時、クラスの適性云々は想定されていない筈だ。 クラスというのはそもそもからして、決戦魔術・英霊召喚によって発生した概念だからね。 そして、当然ながらカル…

きみを援助してきたのも、すべて、すべて、ただの善意から出た訳ではないんだよ。フローレンス。私は、ずっと前から…きみを——

婦長「戦場における医療物資についてのお話でしたね。 シドニー、貴方の助力が私には必要です。」 ー シドニー・ハーバート「ああ、フローレンス。フローレンス! まったく違う! ここを何処だと思っているんだい! ロンドンだ! …

あれなるは七つの丘の一角! 罪の都より来たる強欲のアギト! 滾々たる魔泉の竜、アワリティアである! む? 余はなぜそんな事を知っている…?

ネロ「ここが大聖杯とやらがあった場所か。 ふむ……読み通りだ。 ここが極上の鍛冶場になろう。 さて藤丸よ。 ここまで来てもらったのは他でもない。 互いへの理解もそれなりに深まってきた故、契約を次の段階に進めようと思ったの…

もしも本当に——おまえたちの誕生に一役買えたのなら、姉と呼べる存在であるのなら…。私はそれをなんとはなしに嬉しく、誇らしく思うのだ。ブリュンヒルデ。妹よ。

アルテラ「ルーンの炎を繰り出してきた時は焦ったが、動きにキレが戻って来たようじゃな。 フォッフォッフォッ。 それでいい。 槍に迷いがなくなってきた。」 ブリュンヒルデ「アルテラアトリ様——」 ー アルテラ「…………うん。…

現存する最古のサガが9世紀であるのも、その影響さ。人類は長い時間をかけてやっと掻き集めたんだ。在りし日の神代北欧の姿を語る、サガやエッダを——

マシュ「——ブリュンヒルデさんとアルテラさんには、伝説上では関係性が存在しています。 アッティラ王をモデルとしたフン族のアトリ王は、ブリュンヒルデさんの実兄であると伝わっているんです。」 ー アルテラ「以前にもそんな話を…

降霊魔術、俗に言う召喚術の中でも別格の難度とされている。低位の魔術や亡霊の召喚とはまさしく格が違う。稀有であり、脅威の存在なんだ。英霊は。

ダヴィンチ「成る程ね。 それで、彼女自身が休養を申し出てきた訳だ。 確かに珍しい事かもしれないねえ。 サーヴァントは超常の存在であると同時に、人間のような精神を有した存在だ。 常人を遥かに超えて、絶対性とも言うべき耐久度…

彼に明日を託された君、世界と向き合う者よ。ともかく今は、行動しなくてはいけない。彼女の自我はとてもまずい状況にあるようだからね。

???「…………まさか、また会う事になるとはね。 それとも今回はノーカウントとすべきかな? 此処はどの時代でもなく、どの場所でもないようだ。 物質で構成された世界とはまったく違う。 たゆたう精神の海。君の夢だ。 そして、…

人のカタチをした、魂の採集装置。神々の自動人形。氷よりも冷ややかな表情で、視線で、これと決めた勇士を見つめて、静かに静かに忍び寄る。

雪山の記録。 地上から見た真っ白な景色をよく覚えている。 空からのモノもそうだ。 過去の私は地をさすらい、空を舞っていた。 父たる大神オーディンの命じるままに、定められた行動原理に従って勇士の魂を集めていたのだ。 勇士。…

散歩ついでに、私は世界を救うのだ。私は、新たなる時代を拓く星の英霊。神々がかつて果たした事柄の幾つかは我が責務。

テスラ「本来であれば—— 私は、目にしたかったのだよ。 数多の叡智によって導かれし新たなる人類世界を。 二十一世紀なる地平の新たな地平の新たな輝きを、私の望んだ・・・・・電気文明華やかなりし新世界の在り方を! 召喚の折に…

人も、この山で喰ってはおらぬ…ウルクとやらでは生きられぬと逃げ込んだ弱き人間どもを、仮初めの配下として、吾は…吾は、ただ、生きていた…だけだ…

茨木「吾は、在るように在ったのだ…… 人も、この山で喰ってはおらぬ…… ウルクとやらでは生きられぬと逃げ込んだ弱き人間どもを、仮初めの配下として、吾は…… 吾は、ただ、生きていた……だけだ…… 弱きものどもと…… 見知ら…

どうなってかは知らんが、確かに助けを求める声がこの耳に届いた。だから悪いな、茨木童子。オレは今からアンタを座へ叩き返すしかねぇ。

茨木「…………誰だ、汝らは………… この御山は吾のものである。 許しもなく立ち入ればどうなるか、分かっていような。 その肉、引き裂き喰らう。 その骨、しゃぶり尽くした後に打ち捨てる。 吾は御山のあるじ。 此処に、原初の盗…

鬼は、鬼として生きる。鬼として殺す。ありのままに、自分を歪めずに生命を謳歌する。ソレは獣の在り方とも違うもんだ。

金時「あくまで此処に来た理由は後始末、それ以上でも以下でもねぇ。 さくっと済ませちまおうや。 聞いた話じゃ、何だ、聖杯を獲得した後の特異点は後に続く歴史とは別物なんだったか——」 ー マシュ「はい。 特異点で発生した異常…

空中に素材を投げてから包丁一閃とか、やっぱりさ、良くないと思うんだよね…。うん…良くないよね。一から教えてあげようよ。

酒呑「あら、まあ。 神さんの鬼が三匹もおったのに—— 呆気ないもんやわぁ。 ふふ。 相も変わらず強いんやねぇ、金髪碧眼の小僧。」 ー 金時「……黙れ。 つーかテメエ、何しに来やがった。」 マシュ「待ってください金時さん!…

うちはなーんも悪さしてへんの。真名解放ん時みたく毒にせえへんと、そのまま酒、分けたんやけど——ふふ、こないに元気になって。

「お、フォウだ。次からギリギリで飛び込むの禁止ね」 ー フォウ「フォウゥ…………」 ー 小太郎「ここは……山、ですね。 それもかなり険しい山と見ましたが。 それでも道があるのは有り難い。 下るにせよ、登るにせよ、道の有無…

見よ、天の神々。私のローマを。いいや——私より続く、ネロのローマを。 美しい。この一瞬の美しさは、すなわち、無限である。

マシュ「……誰もいません。 ネロさんは、寝室へ移動したようですね。」 ー フォウ「フォウっ。」 ー ロマニ「い、いやあ、凄いな皇帝特権スキルEX! 見事にキミたち、気配遮断っぽいことしてたよ? しかもロムルス本人だけじゃ…

お、おおーっ!! こ、皇帝陛下がお歌いになられるぞーっ!! 有り難い、ありがたくはあるが耐えろーっ!! 気を抜けば持って行かれるぞッ!!

ネロ「うむ、うむ! 今日も余のローマは賑わいに満ちているな! かの連合帝国の脅威も今は既になく、余のローマ、愛するローマ市民には笑顔が戻った。 実に喜ばしいことだ。 余はすこぶる機嫌が良い。 そうとも—— 藤丸とマシュに…

なんかの間違いで英霊扱いされてますよ? だがオレは反骨心で動いていただけの殺人者でね。別に、何かを救ったワケでもないんだよ。

ロビン「静かに、静かに…… あー、今度も当たりか。 こっちは当たってほしくなかったけどなあ。」 ー マシュ「? 当たってほしくなかった、ですか?」 ー ロビン「ああ。 このあたりはさっきとは逆に、生活の跡がちらほら見えて…